パワーアニマルを探す旅

シャーマニズムのワークとして有名なのは守護霊となる「パワーアニマルを探す旅」ですね。
「シャーマニズムとは」のところでちょっと述べたようにこれがシャーマンとなるためには必然的になるようです。
またエネルギーを失ってしまったときに連れ戻しに行ったりすることもあります。

【パワーアニマルを探す旅】

ワークをする前に
まずワークをするにはドラムの音が必要です。 誰かに叩いてもらうか、ドラムの音の入ったテープを流します。 (テープに関しては関連図書のところでご紹介しておりますのでお読みください。) 早い太鼓の音でスタートと終了を示し、その中間はゆっくりしたリズムで太鼓を叩きます。

瞑想をして、楽な姿勢の状態でワークに入ります。
太鼓の音を聞きながら自分の好きな穴(ネガティブじゃないもの)から地下世界へと入っていきます。

パワーアニマルを探すことが出来たら最低三方向(前・右・左など)から観察してください。
また自分のパワーアニマルか聞くことも有効だと思います。
パワーアニマルを見つけたら終わりの太鼓が終了するまでにパワーアニマルを連れて帰ってきてください。

ワークの体験
私の場合、子供の頃に遊んでいた山にあった大木の「うろ」から入っていきました。 穴をず〜っと抜けると人が一人通れるくらいの滑り台のような筒状の通路が出来ていて自然に下へ下へと落ちていく。 そうすると空からポンと草原に放り出された。 草原を歩き回るといろんな動物に会った。 また崖では下から亀が自分を乗せて崖を渡らせてくれたりした。 そして森に入ったときに、バンビのような茶色の角のない鹿が登場した。

「あなたが私のパワーアニマルなの?」と私は聞き
「うん、そうだよ」と言う鹿は私の目の前でくるくる回って見せた。
「じゃあ、一緒に帰ろうっ!」
と私は彼の背中に乗って(空中を飛んで)最初に入った穴を出て現実世界に戻ってきた。

現実世界に戻ってきてしばらくは放心状態というか、ぼ〜っとした感じがした。
でも自分の中に、連れてきた「鹿」がいることがはっきりと分かった。
まさに「一仕事し終わった」といった感じである。