ダブルシグナル
ワーク中には「ダブルシグナル」が表れることがあります。これはとても重要なシグナルなので見逃してはいけません。
ダブルシグナルとは「矛盾する二つの(またはそれ以上の)シグナル」です。
例えばある人とあなたが話しているときに、顔は相手の方を向いて「うんうん」とうなずいているのに下半身は横やその人の方向ではない方を向いている、など。
明らかに物理的理由があるときはかまいませんが無意識にやっているときはまさしく「ダブルシグナル」です。
エッジ
本当に直面したくないときにプロセスが止まってしまうことがあります。その時は「エッジ」に差し掛かっているということです。それがチャンスなんです。無意識の中から答えを引っぱり出す、チャンス。違うチャンネルでエッジを越えてみましょう。
本当に越えたくないときは「時がまだ満ちていない」のです。無理にプロセスを進めることはありません。
チャンネル
プロセスワークにはいくつかのチャンネルがあります。ワークをするためにはこれらが重要な鍵になります。
視覚......見る
聴覚......聴く
フィーリング......感じる
身体反応......動き
対人関係......人間関係・社会など
ワールドチャンネル......自分+周り以上に起こること
具体的にどんなのかは私の体験談をご覧下さい。
ピックアップする(釣る)
堪能していることから次のシグナルを引き出すこと。
身体反応などでは一回だけの場合は偶然ということもあるので、二回以上無意識にやっていることを釣りましょう。
スーパーバイザーについて
スーパーバイザーは「こんな感じじゃない?」とか相手の答えを引き出すようなことはしてはいけません。あくまでもプロセスはその人の中から出てきます。無理矢理に結論を決めるようなことはしないでください。
本当は避けたいことですが、時々スーパーバイザーのプロセスが干渉してしまうことがあります。できればそこから抜け出すことが望ましいのですが、二人のプロセスとしてやるといいかも知れませんね。